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76年に1度のハレー彗星、そのかけらが毎年流れ星になるのはなぜ?

動画 2026年10月14日公開(6分9秒) ・ 確かめた日 2026年10月12日 ・ 読む 4分

ハレー彗星が地球に近づくのは、76年に1度。前に来たのは1986年、次は2061年です。

なのに、そのかけらは毎年、流れ星になって見えます。しかも、毎年決まって同じころに。

本体は76年に1度なのに、なぜ、かけらだけが毎年?

ハレー彗星は76年に1度。そのかけらは毎年、流れ星に。なぜ?

最初に浮かぶ答え

「流れ星は、ハレー彗星のちりが光ったものだから?」

半分正解です。オリオン座流星群のちりは、ハレー彗星から来ています。でもそれだけでは、なぜ「毎年」なのかに答えていません。

答え

彗星がこぼしたちりは、通り道に沿って帯のように残っていて、地球は毎年同じころ、その帯を横切るからです。

ハレー彗星そのものは76年に1度しか来なくても、ちりの帯はいつもそこにあるので、5月のみずがめ座η流星群と、10月のオリオン座流星群として、毎年見られます。

しかも、今光っているちりの多くは、数千年前にハレー彗星がこぼしたものだと計算した研究があります。

動画で見る(6分9秒)

チャプター(18)
  1. 0:0076年に1度なのに、毎年?
  2. 0:54最初の報告とボツ
  3. 1:09彗星は、氷とちりのかたまり
  4. 1:41ちりは通り道に残る
  5. 1:56地球は毎年、ちりの帯を横切る
  6. 2:23流れ星のちりは、ハレー彗星だけではない
  7. 2:44クイズ
  8. 2:58秒速66km
  9. 3:15高さ100kmで光る
  10. 3:28今光るちりは、いつのもの?
  11. 3:433000年以上前のちり
  12. 4:02通り道は交わっていない
  13. 4:26数千年前のかけらに、毎年会える
  14. 4:37オリオン座から広がって見えるわけ
  15. 4:562026年の見ごろ
  16. 5:17見るコツ
  17. 5:31わかったこと
  18. 5:492061年、あなたは何歳?
動画の台本(全文)

0:0076年に1度なのに、毎年?

ナル76年に1度しか来ない、ハレー彗星。なのに、そのかけらは、毎年、流れ星になって見えるんです。

ナル前に来たのは、1986年。次は、2061年。本体が戻ってくるのは、まだずっと先です。

ナルそれなのに、なぜ、かけらだけが毎年?しかも、毎年決まって、同じころに。

ナル所長も、首をかしげていました。ハレー彗星と、つながっている流星群があるなんて、全く知らなかったそうです。

所長調べてこい!

ナルなぜ毎年なのか、調べてこい、だそうです。

ナル答えは、宇宙に残された、落とし物にありました。

ナルかけらがいちばん多く光るのは、今年は10月22日ごろ。最後に、見やすい時間も、お伝えします。

0:54最初の報告とボツ

ナルさっそく報告です。流れ星は、宇宙のちりが光ったもの。オリオン座流星群のちりは、ハレー彗星から来ています!

所長ボツ!

ナル…なぜ毎年なのか、答えていない、だそうです。

1:09彗星は、氷とちりのかたまり

ナルでは、ハレー彗星から調べ直します。彗星は、氷とちりのかたまり。ハレー彗星の本体は、長さ15キロほどです。

ナル名前は、イギリスの天文学者、エドモンド・ハレーから。1758年に戻ってくると予言して、その通りになりました。ただ、ハレーは、それを見る前に亡くなっていました。

ナル彗星は、太陽に近づくと、熱で氷が気体になって、いっしょに、ちりを吹き出します。

1:41ちりは通り道に残る

ナル吹き出したちりは、すぐには散らばりません。彗星の通り道に沿って、帯のように広がっていきます。

ナルたとえるなら、砂をこぼしながら走るトラック。トラックが走り去っても、こぼれた砂は、道に残ります。

1:56地球は毎年、ちりの帯を横切る

ナルそして地球は、1年かけて太陽のまわりを回るうちに、毎年同じころ、この帯を横切ります。

ナルハレー彗星そのものは、76年に1度しか来なくても、ちりの帯は、いつもそこにある。

ナルだから、毎年見られるんです!

ナルしかも、横切るのは1年に2回。5月の、みずがめ座η流星群と、10月の、オリオン座流星群です。

2:23流れ星のちりは、ハレー彗星だけではない

ナルただ、流れ星のちりの持ち主は、ハレー彗星だけではありません。8月のペルセウス座流星群は、別の彗星のちり。どの流星群にも入らない流れ星もあります。

ナルでも、まだ不思議が残っています。このちり、どれほどの速さで飛び込むのか。そして、いつこぼれたものなのか。

2:44クイズ

ナルここで、クイズです!

ナルちりが空気に飛び込む速さで、東京から大阪まで飛ぶと、何秒かかるでしょう?

ナル正解は、Bの、およそ6秒。

2:58秒速66km

ナル速さは、秒速およそ66キロ。時速にすると、24万キロです。

ナルこんなに速いのは、ハレー彗星が、地球と逆向きに、太陽のまわりを回っているから。ちりと地球が、ほぼ正面からぶつかるんです。

3:15高さ100kmで光る

ナルちりは、高さ100キロほどの空で、まわりの空気を熱くして、光ります。光るのは、ほんの一瞬。

ナル消える前に、願い事を3回となえるのは、なかなか大変です。

3:28今光るちりは、いつのもの?

ナルでは、今光っているちりは、いつ、こぼれたものなんでしょう。

ナル前にハレー彗星が来た、1986年でしょうか?

ナル答えは、もっとずっと、昔でした。

3:433000年以上前のちり

ナル2006年、オリオン座流星群が、いつもよりとても多く流れました。

ナル国立天文台の研究者が計算すると、そのちりは、紀元前1266年などに、ハレー彗星がこぼしたものでした。

ナル3000年以上前の、ちりだったんです。

4:02通り道は交わっていない

ナル実は、今のハレー彗星の通り道は、地球の通り道と、交わっていません。

ナル昔こぼれたちりは、長い年月のあいだに、通り道が変わったり、帯が広がったりして、一部が地球の通り道と重なるんです。

ナルふだんの年のちりも、多くは、数千年前にこぼれたものだと、計算した研究があります。

4:26数千年前のかけらに、毎年会える

ナルハレー本人は、予言した帰りを、見られませんでした。でも私たちは、数千年前のハレー彗星のかけらに、毎年、会えるんです。

4:37オリオン座から広がって見えるわけ

ナルオリオン座流星群の流れ星は、オリオン座のあたりから、四方に飛び出すように見えます。それが名前の由来です。

ナルでも本当は、ちりはみんな、同じ向きに平行に飛んできます。線路が遠くで1点に集まって見えるのと同じで、1点から広がって見えるんです。

4:562026年の見ごろ

ナルお待たせしました。今年いちばん見やすい時間です。

ナル一番多くなるのは、10月22日ごろ。見ごろは、その前後数日の、夜中から明け方です。

ナル天の川が見えるほど暗い所なら、多いときで1時間に5個から10個ほど。明け方に月が沈むと、見やすくなります。

5:17見るコツ

ナル流れ星は、空のどこにでも流れます。目を暗さに15分ほど慣らして、空を広く見上げてください。

ナル望遠鏡や双眼鏡は、いりません。見える範囲が、せまくなってしまうからです。

5:31わかったこと

ナル76年に1度の彗星のかけらが、なぜ毎年見られるのか。ちりの帯が、いつもそこにあるから。そしてそのちりは、数千年前の、ハレー彗星の落とし物。なるほど!

所長…なるほどな。

ナル所長から、合格をもらいました!

5:492061年、あなたは何歳?

ナルハレー彗星が戻ってくる2061年、あなたは何歳ですか?流れ星が見えたら、それもコメントで教えてください。

ナルチャンネル登録も、よろしくお願いします。

図で分かる

砂をこぼしながら走るトラック。砂は道に残る
たとえるなら、砂をこぼしながら走るトラック。トラックが走り去っても、こぼれた砂は道に残ります。彗星が太陽に近づいて吹き出したちりも、通り道に沿って帯のように残ります。
太陽のまわりを回る地球と、ハレー彗星の通り道に沿ったちりの帯。ハレー彗星は遠くにいる。ちりの帯は、いつもそこに
地球は1年かけて太陽のまわりを回るうちに、毎年同じころ、このちりの帯を横切ります。ハレー彗星そのものは遠くにいても、ちりの帯はいつもそこにあります。
2006年に多く流れたちりは、紀元前1266年などにこぼれたもの。3000年以上前
2006年、オリオン座流星群がいつもよりとても多く流れました。国立天文台の研究者が計算すると、そのちりは、紀元前1266年などにハレー彗星がこぼしたもの。3000年以上前のちりでした。
ハレー彗星の通り道と地球の通り道は交わっていない。長い年月で、ちりの通り道が変わり、帯が広がる
実は、今のハレー彗星の通り道は、地球の通り道と交わっていません。昔こぼれたちりは、長い年月のあいだに通り道が変わったり、帯が広がったりして、一部が地球の通り道と重なります。

もっと詳しく

彗星は、なぜちりをこぼす?

彗星は、氷とちりのかたまりです。ハレー彗星の本体は、長さ15キロほど。

太陽に近づくと、熱で氷が気体になって、いっしょにちりを吹き出します。吹き出したちりは、すぐには散らばりません。彗星の通り道に沿って、帯のように広がっていきます。

ハレー彗星の名前は、どこから?

イギリスの天文学者、エドモンド・ハレーからです。1758年に戻ってくると予言して、その通りになりました。ただ、ハレーは、それを見る前に亡くなっていました。

ハレー本人は、予言した帰りを見られませんでした。でも私たちは、数千年前のハレー彗星のかけらに、毎年会えます。

流れ星のちりは、みんなハレー彗星から?

いいえ。8月のペルセウス座流星群は、別の彗星(スイフト・タットル彗星)のちりです。どの流星群にも入らない流れ星もあります。

ちりは、どれくらいの速さで飛び込む?

秒速およそ66キロ、時速にすると24万キロです。東京から大阪まで(直線で約400キロ)を、およそ6秒で飛ぶ速さです。

こんなに速いのは、ハレー彗星が、地球と逆向きに太陽のまわりを回っているから。ちりと地球が、ほぼ正面からぶつかります。ちりは高さ100キロほどの空で、まわりの空気を熱くして、ほんの一瞬だけ光ります。

なぜ、オリオン座から飛び出すように見える?

オリオン座流星群の流れ星は、オリオン座のあたりから、四方に飛び出すように見えます。それが名前の由来です。

でも本当は、ちりはみんな、同じ向きに平行に飛んできます。線路が遠くで1点に集まって見えるのと同じで、1点から広がって見えるんです。

どうすれば見られる?

2026年のオリオン座流星群は、10月22日ごろが一番多く、その前後数日の夜中から明け方が見ごろでした。天の川が見えるほど暗い所なら、多いときで1時間に5個から10個ほど。明け方に月が沈むと、見やすくなりました。

流れ星は、空のどこにでも流れます。目を暗さに15分ほど慣らして、空を広く見上げてください。望遠鏡や双眼鏡は、いりません。見える範囲が、せまくなってしまうからです。

持ち帰る一言

76年に1度の彗星のかけらに、毎年会える。ちりの帯がいつもそこにあり、そのちりは、数千年前の落とし物だから。

確かめ方

動画の台本を、人と複数のAIが上の資料の本文と照らして確かめ、誤解を招く表現を直しました(2026年10月12日)。数字は、その時点のものです。このページは、その台本と資料をもとにAIが書き、人が確かめてから出しています。間違いに気づいたら、marusukelab@gmail.com へ知らせてください。

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